​The Story

イタリア語でDUE PUNTI(ドゥエ プンティ)は直訳すると2点 (Two Points)、
「品質最優先」と「広い視野で」という今後進めていくワイン造りにおいて大切にしたい2つの指針です。

ワインを造っていく上で当たり前にも思えるようなことですが、実際にこれらの指針で運営していくことはとても難しいことだと思っています。

だからこそ生産者名として名付け、これを軸に自分でも毎日飲みたいと思えるような高品質なワインを造っていきます。

大学生の頃に甘口のスパークリングワイン アスティでワインを美味しいと思い始め、それからワインショップやインポーター、ソムリエそして造り手側として経験を積み、またジャンルに囚われず飲み手としてもワインを楽しんできました。特に生産者としての立場で働くようになってからは、どうしても自分でワインを造り表現してみたいと強く思うようになり今にいたります。

事業開始にあたって最も大切な土地探しは、冷涼気候である程度まとまった土地であること、そして主に南向きの傾斜を条件に探しました。簡単には見つかりませんでしたが、北斗市の熱心な農業委員会の方との出会いがあったり、この地域でのパイオニアである農楽蔵の佐々木夫妻からブドウがどのように育っているか等、色々と教えていただいたこともあり今の北斗市の圃場にたどり着きました。

これから様々な試行錯誤をしながら、この土地での可能性をワインという飲み物で表現していけるようになりたいと願っています。

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The Land

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冷涼気候 x 黒ボク&粘土質土壌

イタリアはローマとほぼ同緯度に位置する北斗市。

1981-2010年の有効積算温度は1098でワイン用ぶどう生産地としても冷涼気候です

(フランス ブルゴーニュ Dijon 1202、 ドイツ ラインガウ Geisenheim 1095)

 

函館山を望む緩やかな南南西向きの斜面はこれから植樹し、ブドウ畑になっていく想像を掻き立ててくれるのには十分でした。畑から見渡すことのできる大野平野、函館山、下北半島は美しく、裏の山側には石灰岩を豊富に含む餓廊鉱山があります。気候としては津軽暖流のおかげで冬は北海道の中では比較的暖かい方になりますが、梅雨の時期には太平洋側の気候の影響を受け多湿で冷たい気温が続くことがあり、収穫量にとって重要な生育期間と被ってしまうと収穫量は厳しくなります。それでもブドウの成熟にとって特に重要な秋には、北海道の中でも南部であるこの辺りの気候の恩恵を受け、暖かく雨の少ない日が続きます。

Due Punti Vineyardsの畑は粘土質の下層土があり、その上には団粒構造で水捌けと保水力の良い黒ボク土壌の表土があります。世界の約1-2%程の特異な土壌で、ふかふかで密度が低く耕しやくなっています。この土壌がある活火山地帯は熱帯地域に多く、ワインベルト地帯ではあまり分布していないため、ワイン用のブドウ栽培地としては個性的な土壌といえます。日本の農業全般で言えば広く活用されている表土であり、海外のワイン産地だと、例えばスペインのカナリア諸島ではトラックいっぱいにこの表土を取って、低地の豆やジャガイモの栽培のために移動させたりしています。他にもコーヒーやトウモロコシ、米、タバコや野菜が多く栽培されている、このような特異な土壌が北斗市の気候と相まって、果たしてどんなブドウやワインの味をもたらしてくれるのか楽しみです。

 

The Wine-grower

井坂 真介​ (いさか しんすけ)

1985年 兵庫県出身

立命館大学 文学部 人文学科 地理学専攻 卒業

 

2008年から三国ワイン株式会社 西日本支店で輸入ワインの営業。退社後はニュージーランドで1年間ワーキングホリデーで、醸造繁忙期を中心にKusuda Winesで約半年研修、Mt.Rosa WinesやNeudorf Vineyardで栽培の仕事を行う。その後1年間はロンドンのYashin Ocean Houseでソムリエとして従事。2015年からキャメルファームのプロジェクトに参加し、2年間イタリアのFalesco社にて醸造やラボラトリー業務中心に従事。帰国後は北海道余市町のキャメルファームにて3ヴィンテージの醸造に携わる。2020年2月にDUE PUNTI株式会社を設立。

 

​LOCATION / CONTACT

​Vineyard:  041-1225 北海道北斗市文月189-1   /   e-mail: duepunti.wine@gmail.com